フェリスの原点
フェリス女学院は、1870年(明治3年)にアメリカ改革派教会から派遣された宣教師メアリー・E.キダー(1834-1910)により創設された日本で最も古い近代的女子教育機関です。国際性と多様性の都市・横浜で、150年に及ぶキリスト教と女子教育の伝統を受け継いできたフェリス女学院大学。その原点をご紹介します。
01 フェリスの原点 建学の精神
キリスト教の信仰に基づく女子教育
フェリス女学院は、キリスト教の信仰に基づく女子教育を行うことを建学の精神としています。学則第1条にも、「キリスト教を教育の基本方針となし、学問研究及び教育の機関として、女子に高度の教育を授け、専門の学問を教授研究し、もって真理と平和を愛し、人類の福祉に寄与する人物を養成することを目的とする」と明記されています。
02 フェリスの原点 教育理念
For Others
フェリス女学院は「For Others」という教育理念を掲げています。建学以来の永い歴史のなかで自然に人々の心の中で形をなし、学院のモットーとして受け継がれるようになったものです。この言葉は「他者のために」と訳すことができます。自分やちかしい人だけではなく、より広い視野から他者の存在をも考えに入れて、他者のために行動することを、本学で学ぶ一人ひとりが受け継いでいます。
フェリスを綴る03 フェリスの原点 横浜とFerris
明治の文明開化以来の横浜の「伝統と革新」の文化の中で、キリスト教精神に基づいた日本最初の女子教育機関として生まれ、横浜の人々に親しまれてきました。山手キャンパス10号館は「横浜市認定歴史的建造物」に指定され、緑園キャンパスもさまざまな取り組みを通して、地域の人々との交流を深めています。
フェリスのあゆみ・沿革フェリス女学院大学が見据える未来、グランドデザイン『Ferris Univ. 2030』の紹介はこちら
フェリス女学院大学のグランドデザイン